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食い過ぎたらいかんぞ
にんげんに ふちをもたせて よにだした
食物受け持ちの神様より
神様は人間を世に出すとき、一生食べて行けるように、食い扶持を持たせてある。
と言うのです。
一生食い物に不自由しないように、世界中に手を打って、食い物を作らせているのです。
しかし、人によって食べる量は違います。
食い扶持も大小があります。
例えば、普通80年は生きていける食い扶持を与えられたとします。
普通に食べていれば、80年生きられるのに、40年か50年で死んだとします。
その人は普通の倍の量を食べていたことになります。
その人のことを80年分の食い扶持を、40年か50年で食べてしまったので、大食いと言います。
大食いは短命となります。
普通くらいに食べていれば80年生きられます。
では普通くらいと言うのは、どれくらいでしょうか?
人間は体の大きさが違うので、食事の量を一人づつ計りだす事は、容易なことではありません。
昔から「握り飯」と言うように、食い物の量を知る一番の良い方法があります。
手の大きさは各人の身体の大きさに比例しているのが正常です。
左右の手の握りこぶしが、一回の食事の量です。
左の握りこぶしの大きさが主食の量であって、右の握りこぶしの大きさが副食の量です。
これくらいずつ食べていれば、80歳まで生きられるとしたら、
それ以上の2倍ずつ食べていると、80歳までの生命が縮んで、40歳で終わりと言う事になります。
反対に、主食も副食も、握りこぶしの半分くらいしか食べないで、普通の人のように、働いていると、80歳で人生の終わりの人でも、それ以上長生きします。
これを「食い伸ばし」と言います。
「食い伸ばし」は、小食でも他人に食い物を施したり、御馳走するのが好きな人に限ります。
小食であっても、他人に施すことも、御馳走することも、出来ない人は、卑しいケチな人なので、人々に嫌われ、孤独な人生となってしまいます。
あなたも、自分の握りこぶしをよく見て、考えてください。
来客の時にご馳走する時が時々あるでしょう。しかしその時、御馳走する時の言葉で注意点があります。
何もありませんが・・・とかあまり美味しくありませんが・・・と言う言葉使いをする人は、本当は御馳走するのが嫌な人であって、食物を施したり、与えたりすることが出来ない人です。
残り物ですが沢山出来てしまったので食べてくださいとか美味しいから食べてくださいと笑顔で言うことが、大切です。
人に施すときには、言葉使いに気をましょう。
まとめ
食物を粗末にした人、食物を盗んだ人、食物を施せない人等を、
神様は、そのままにはしておきません。
今は最後の審判の時代ですから、上流社会の人でも、乞食か貧乏になり下がってしまいます。
なり下がっても精心を改めなければ、人間失格として、次の世に生まれ変わった時には、動物にされてしまいます。
今からでも遅くはありません。
心当たりある方は、忘れないで、改めましょう。